良くできた木造建築物の柱 / Ku Noi : 訪問日 22Jul2006


この遺跡は、Roi-Etから2045号線を南西にくだっていくと、
2381号線分かれの交差点があり、その信号横の細道を入ります。

Maha Sarakam県のA.Na Dun、 B.Pho Thongに、この遺跡はあります。

12世紀に建てられた
ヒンドゥー教の遺跡です。

遺跡は、東を正面としており、
中央の祠堂の基壇の
すぐ北に基壇が続いてます。
ここには木造の建造物が
建てられていたようです。

周囲は、周壁に囲まれており、
更にその外、南北に濠が
ありました。

そして、周壁の東西に
十字型の塔門が設置されて
いました。

そして、
BaphuonやAngkor Wat様式の
砂岩でできたシヴァ神や、ヴィシュヌ神、門衛神の頭部の
像が見つかっています。








左は、遺跡の平面図です。

右上は、
2045号線から
2381号線に分かれる
交差点付近、そして、
遺跡の位置を示す地図
です。














遺跡を南東から見たところ。

















東正面から見たところ。

















東塔門の階段です。

ここには、木造の建造物が
立っていたのだと思います。
実際の木の柱を模した柱が
立ってます。












その木の柱です。
一見、当時の木造建築物の柱が
残っているのでは無いか
と間違うくらい良くできています。


















東塔門の上です。
木の柱が並んでいます。
















苦行者のレリーフです。





















西塔門です。



































中央の祠堂を東塔門上から
見たところ。

北側(右側)へ基壇が続いており、
その上には、木造建造物が建って
いました。












この遺跡には、
本物と見間違うくらい良くできた
木造建築物の柱のイミテーションが
たくさん立っていました。

但し、年月のせいか、その柱に穴が開いて、
柱を補強する為に使用されたと思われる
グラスウールの繊維と、柱の内部に詰められた
ウレタンが覗いて見えます。













ここにも穴が。

もし、この穴が無かったなら、
本物か偽物か見分けがつかんかった!













What's New? | お勧め遺跡 | タイ クメール遺跡 | 古代・その他 | ドヴァラヴァティ遺跡 | スコータイ遺跡 | ランナータイ遺跡
アユタヤ遺跡 | チャクリ朝~現代 | 博物館 | ガンボジア クメールの旅 | 浮彫Gallery | 遺跡年表 | OTHERS
自己紹介 | LINK | 掲示板 | E-Mail | 遺跡BOOKS | 古墳の丘を歩く | 里山へ登ったよ!